円ツールは中心点を決めてから、半径を指定してサイズを確定させます
ポリゴンツールと同じく、円の形状は側面数によって決まります
(初期値は24)これは、ポリゴンモデルでは円も直線の連続で
構成されるためで、正確にいえば24角形を描いて円のように
見せている状態とも言えます
中心点をクリックで確定させ、ドラッグで半径を指定します
クリックで半径を確定させれば、面が作成されます
半径の大きさを数値入力で指定することも出来ます
VCBに2mと入力して確定すれば、その大きさに修正されます
□側面数による円周の形の違い
側面数を設定することで、より細かい形状の円を描くことが出来ます
・側面数24
・側面数48
側面数を大きくすることで、より滑らかな円に近くなります
逆に側面数を減らすことも出来ます
・側面数12
側面数を減らしすぎると、円に見えなくなっていきます。
円に見せるためには側面数を18以上にするとよいでしょう
□円ツールとポリゴンツールの違い
ここまでは以前解説したポリゴンツールと使い方はほぼ同じです。
この2つのツールの違いはどこにあるでしょうか?
違いは作成した面をプッシュプルツールで立体化したときにあります。
・円ツールで描いた面をプッシュプルツールで立体化した場合
プッシュプルツールで立体化すると、円筒形が作成されますが、
この円筒形の側面部分が滑らかに表示されます。
下の画像は、側面数12の円を、プッシュプルツールで立体化した場合です。
立体化した際の側面にある辺は、滑らかに見えるように自動で
非表示になります。これをソフトニング処理と言います。
・ポリゴンツールで描いた面を立体化した場合
ポリゴンツールで描いた面をプッシュプルツールで立体化すると
側面はそのまま辺として表示されます
□側面数による円筒形表面の面数について
円ツールで円を描くときに側面数を多くすると、立体化したときに
側面の面数が多くなっていきます。
滑らかな表現を行いたい場合は側面を増やすのが効果的ですが、
その分モデルの面数が増えていきます。
面数が増えると編集作業が困難になっていきますし、またPCの処理負担も
大きくなっていきます。
作成するモデルの用途に応じて面数を調整するように心がけましょう
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