移動ツールの使い方１

sketchup・移動ツールの使い方

選択した面や線（sketchupではこれらをエンティティと呼びます）を移動

させるには、移動ツールを使います。

移動ツールはプッシュプルツールの左にあります。

頂点の移動

移動ツールを立体の角（頂点に）合わせてクリックして選択し

ドラッグで移動させることが出来ます

頂点を移動させる際の方向や距離によっては、移動している頂点周辺の

面が自動的に三角形に分割されて変形します。

線の移動

移動ツールのカーソルをモデルの線に合わせると線が青く表示

されます。青く表示された状態でクリックするとその部分が選択

された状態になります。

ドラッグすると選択している線を移動させることが出来ます。

線を移動させると、選択している線とつながっている頂点・線・面も

合わせて変形します。

ただし、この状態では線の移動できる方向は、周辺の面が分割

されて変形しないように制限されています

線を自由に移動させたい場合は、ＡＬＴキーを押して

「自動折り返し」に切り替えを行い、移動させます。

自動折り返しに切り替わっている場合は、周辺の面が

自動的に分割されて変形します

面の移動

移動ツールのカーソルをモデルの面に合わせると、その部分が

青く表示され、クリックするとその部分を選択出来ます。

選択した面は、ドラッグで移動させることができます。

複数の面・線を選択して移動するには

移動ツールでは、移動させたい面や線を１つしか選択できません

複数の面や線を選択した移動させたい場合は、あらかじめ複数の

面や線を選択ツールで選択しておく必要があります

選択ツールは左にあるラージツールセットの上部に

あります。

（詳しい使用方法はこちらのエントリで説明しています）

選択ツールを使ってあらかじめ複数選択し、移動ツールに切り替えて

移動させることが出来ます。

複数選択して移動させる場合、どの部分を選択するかを

良く考えて実行しましょう。

選択された部分がすべて強制的に移動しますので、モデルの

形状が壊れてしまう場合があります

一度移動させてしまうと、アンドゥ（CTRL+Z)で戻さない限り

元に戻すのが難しくなりますので注意しましょう。